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奥の細道を食べる - 月山/湯殿山 “ 羽黒山・ 斎館 ” - [奥の細道を食べる]

羽黒山参道三の坂を登ると右手に“ 精進料理 斎館 ”の案内が。
羽黒山へ来たからには精進料理が食べたい
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斎館はもと華蔵院と言われ羽黒山執行別当に次ぐ宿老の住した寺であったという。
現在は精進料理をいただける以外に宿泊も可能というが
僕が予約を入れた時には宿泊所は平日含め全て満室。。。[がく~(落胆した顔)]
夏の季節の斎館への宿泊はとても難易度が高いみたいです。
残念ながら今回は料理だけとなりました。次回は是非泊まってみたいーー♪

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歴史の重みを感じる威厳ある建物に圧倒されます。

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案内された先は斎館の中でも一番奥にあり
ひっそいりとした佇まいのお茶室で
ホントに静かで聞こえてくるのは風の音と蝉の鳴き声だけでした。[リゾート]

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楽しみの精進料理は
芭蕉が出羽三山を訪れたさいもてなしたと伝わる
山嶺で採れる旬の山菜を素材にした“ 御本坊芭蕉膳・花の膳 ”
色々な山菜が食べれて良かった[グッド(上向き矢印)]
さー ! 月山へ~[やや欠け月]

芭蕉は山のしきたりに従い数日間精進潔斎し
木綿注連(ゆうしめ)をかけ行者の白装束に身をかためて過去世の月山へ向かったと伝わってます。
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月山へ向かう道はかなり細く曲がりくねっている。
その上観光バスがたくさん走っている為往来に苦労する。

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さてさてやっとの思いで八合目まで登ったが。。。。。[三日月]
霧・・・霧・・・霧・・・[霧]
天気が良ければ庄内平野は一望でき遠く日本海に佐渡島が見えると言うが。。。

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美しい景観と豊富な高山植物で名高い阿弥陀ヶ原も霧。

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鳥居の先に月山神社本宮があるがこの天候では
とても先へは進めない為御田原神社をお詣りした。

山頂の月山神社本宮は天照大神の弟 月読命を祀っている。
月読命は夜・潮の満ち引き・命の再生・蘇りを司り人々の信仰を集めている。

「 雲の峯幾つ崩て月の山 」

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高山植物の花が綺麗に咲いていたが花の名前がわからない(^^;

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月山山頂で一夜を明かした芭蕉と曾良は
未来世の湯殿山へ

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この先が湯殿山神社本宮
写真はもとより一切他言無用できない決まりです。
「 語られぬ湯殿にぬらす袂かな[いい気分(温泉)]
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